Hurly-Burly3 【完】


***



たった今、テロリストに命を狙われている

と思われる。

「立花さーん」

恐るべきテロリストたちの瞬足に自転車を

最大限の素早さで漕ぎサユを向かいに行った。

「それで、あれ何よ?」

「だから、テロリストだ。」

あたしを暗殺しようと狙っているに違いない。

「理解出来るように説明しなさいよ。」

「理解出来るように説明している!」

「全然理解出来ないわよ。」

サユにほっぺを抓られた。

「いひゃい」

「あんたって子は何仕出かしたのよ?」

「だから、いきなり追われて逃げてる!

つまりテロリストに命を狙われている!!」

「もういいわよ。」

サユに呆れられた。

本当のことを言ってるはずよ。

「どこ行きますかね。」

「コンビニでしょ?」

「サユ、あたしカーノルおじさんにチャオしたい!」

the ケンテッキーへ行くですよ。

「日和の好きなところでいいよ。」

サユちゃんのデレがきましたよ。

皆さん、ツンモードの多いサユちゃんの

とびっきり貴重なデレモードです!!

録画はちゃんと出来てますか!?

「わーい、じゃあお付き合いお願いしますね。」

駅前へと自転車を走らせた。

シャーっと風を走ると体に抵抗を受けた。

向かい風というやつだ!

負けぬ!向かい風ごときなんのこれしき!

「帰りにたい焼き屋さんに言って、

コンビニで飲みのも買いに行かなきゃですね。」

サユが後ろで最近よく見かける新商品についての

評価をしていた。

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