Hurly-Burly3 【完】
そういえば、サユ!
真君と修平君、絶対にサユのウェディングドレス
姿見たら失神するね!!
その前に、田中に連絡してやらないと。
け、ケータイ制服のポケットの中だ。
「兄ちゃん、ケータイ貸して。」
「えっ?ひーちゃんの頼まれごととあれば!」
サッとケータイを差し出してきた。
「兄ちゃん、これどうやって番号押すの?
ボタン3つしかないじゃん!不良品じゃないの!?
そんなもの買って気付かないなんてアホすぎるよ!!」
「ひーちゃん、タッチパネルって言うんだよ。」
画面を指で叩くと画面が変わって番号が出てきた。
「な、何とハイテクな機能!」
みんなにドン引きされたのは言うまでもない。
番号にかけるとすぐに繋がった。
「やぁ!田中、すまない。置いてきてしまったが
今はどうしてる?」
『あ、日和ちゃん無事!?今、誠と合流した
ところなんだけど、サユリちゃんも連れ去られた
って聞いて誠がすごい取り乱してる。』
「安心しろ、サユは今出馬している!
えっと、何かトークショーやってたところ
一緒に行ったよね覚えてる?」
『えー、そうだな。』
うん、方向音痴に言うんじゃなかった。
「マコ君に代わって!」
田中は訳の分からない感じにマコ君に代わってくれた。
『日和ちゃん?』
うん、確かに落ち込んでるようだ。
「マコ君、多分そろそろだと思うんだ!
模擬店とかいっぱいある広場のところに
ステージあるでしょ?確か、そこだと言ってた
はずだから行ってみてくれる?
サユ、多分心細いはずだからマコ君が行って
あげた方がいいかも。説明するよりも行った方が早い。」
『えっ、日和ちゃん?』
「でもね、心の準備しておいた方がいいよ。
サユ、びっくりするぐらい綺麗で卒倒しちゃう
かもしれないからティッシュ持っていくといい!」
あたしですら、鼻血出そうになったからね。