Hurly-Burly3 【完】

「どういうことだよ?」

ケータイを切って兄ちゃんに返すとユウヤが

訳分かりませんって顔をした。

それはここに居る誰もがそんな感じだった。

「ああいうこと!」

屋上からはそのステージがよく見える。

「あ、ヒヨリン。ミス星鈴通ったんですね!」

不良メンバーズの1人がそう言った。

「ま、まさかお主らの仕業か。」

身内に犯人が居たとは気付くわけなかったわ。

でも、何故あたしのサイズが分かったんだ?

測ったんじゃあるまいよな。

そんなことしたら許さんぞ!

「ミス星鈴って何?」

兄ちゃんがポカーンとステージを見る。

「ウチの学校で一番綺麗な子がなれるっていう

伝統行事っすよ。」

「そんなものにあたしがなれるわけなかろう!」

あたしみたいなちんちくりんがなれるわけない。

「でも、日和ちゃん大健闘みたいだよ。」

屋上がガチャリと開いて帽子深く被ったターヤン

さんとサングラスに帽子で見るからに不審者っぽい

やっちゃんさんが入ってきた。

「日和ちゃん、2位だってすごいね。

何か、お祝い買わなきゃだね。」

悠長な口ぶりで言うやっちゃんさんに

驚きすぎて、ステージをガン見した。

「はい!?」

(@_@;)!?嘘だろ!!

「サユリちゃんが1位だって言うからさすがだね。」

ターヤンさんが2人に何かお祝い買おうと思うけど

何がいいかなと聞かれた。

「マジか、サユリンすげぇ!」

「ヒヨリンも2位とかやっぱり応募した甲斐が

あったもんだよな。」

誰が応募したんだこの野郎!

「いやいや、すごいじゃないの。

小さい頃の美少女コンテストよりは小規模にしろ、

ウチの姫と女王はやるときゃやるねー。」

村田ティーチャーポンコツに殴っていいかな?

< 397 / 457 >

この作品をシェア

pagetop