Hurly-Burly3 【完】
「どういうことだよ?」
ケータイを切って兄ちゃんに返すとユウヤが
訳分かりませんって顔をした。
それはここに居る誰もがそんな感じだった。
「ああいうこと!」
屋上からはそのステージがよく見える。
「あ、ヒヨリン。ミス星鈴通ったんですね!」
不良メンバーズの1人がそう言った。
「ま、まさかお主らの仕業か。」
身内に犯人が居たとは気付くわけなかったわ。
でも、何故あたしのサイズが分かったんだ?
測ったんじゃあるまいよな。
そんなことしたら許さんぞ!
「ミス星鈴って何?」
兄ちゃんがポカーンとステージを見る。
「ウチの学校で一番綺麗な子がなれるっていう
伝統行事っすよ。」
「そんなものにあたしがなれるわけなかろう!」
あたしみたいなちんちくりんがなれるわけない。
「でも、日和ちゃん大健闘みたいだよ。」
屋上がガチャリと開いて帽子深く被ったターヤン
さんとサングラスに帽子で見るからに不審者っぽい
やっちゃんさんが入ってきた。
「日和ちゃん、2位だってすごいね。
何か、お祝い買わなきゃだね。」
悠長な口ぶりで言うやっちゃんさんに
驚きすぎて、ステージをガン見した。
「はい!?」
(@_@;)!?嘘だろ!!
「サユリちゃんが1位だって言うからさすがだね。」
ターヤンさんが2人に何かお祝い買おうと思うけど
何がいいかなと聞かれた。
「マジか、サユリンすげぇ!」
「ヒヨリンも2位とかやっぱり応募した甲斐が
あったもんだよな。」
誰が応募したんだこの野郎!
「いやいや、すごいじゃないの。
小さい頃の美少女コンテストよりは小規模にしろ、
ウチの姫と女王はやるときゃやるねー。」
村田ティーチャーポンコツに殴っていいかな?