Hurly-Burly3 【完】

その昼、サユはちょっと用事があると言って

今日は1人で中庭のランチタイムとなってしまった。

それを知ってなのかみんながやってきた。

「こんなところに居たのかよ。」

居ちゃ悪いのか!?

「あたしの神聖なるランチタイムのお時間に

侵入してくるでない!!」

「日和ちゃん、あんまり思いつめない方が

いいと思うよ。」

馨君、キューンときます。

今は少しだいぶ精神に亀裂が入ってました。

「弁当箱が女子高生に思えない!!」

ユウヤはそう言うとぎゃはははと笑った。

お重ですまないね。

「ひよこ言ってた。」

京君?

恥ずかしそうにそっぽを向く京君。

「はい?」

京君のサラサラな灰色の髪が靡く。

「・・・・・・・・・」

だんまりですかね?

対応に困るだんまりですね。

「ヒヨリン、サユリンはね俺たちに

ヒヨリンを困らせたり泣かしたりしたら

許さないって言ってたんだ。」

「聞いてません!!」

サユとみんなが何故そんな会話をしているのだ?

「そりゃ、そうだろ。おめぇが居ねぇ時に

会話したからな。」

「な、何だと!!サユに何をした!?

あたしのサユに何をしたのだ!!」

サユに何かしたら木っ端微塵に粉砕して

やるわこの木の枝で!!

フェンシングしてやるのです。

「日和ちゃん、とりあえずそのポーズと

枝を持つのやめようね。」

馨君に枝を没収された。

そして、フェンシングポーズをその眼力で

やめさせられることになった。

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