Hurly-Burly3 【完】
みんなが構ってくれないのでちぃー君の
寝転がっているソファーの向かい側に座り
少しだけちぃー君の寝顔を見つめた。
お口をチャックしていれば何の文句も
付けようがないイケメンさんだ。
ただ、そのマイペースっぷりに散々振り回され
ているので何とも言えない。
宇宙規模の世界選手権があったらちぃー君は
きっと世界ナンバーワンの称号を手に入れる
ことが出来るだろうビューティフェイス。
鞄をソファーに置いてちぃー君のふわっとした
癖毛に手を伸ばす。
犯罪者の気持ちを味わった感じだわ。
何だろう、この変な感じ。
ドキドキと心拍数がけたたましく上昇する。
ふわふわしたちぃー君の髪は柔らかくて
わたあめみたいだなと思いつつあたし何を
しているのだ!?
人の髪に触ってしまって変態じゃないか。
きゅんとするのは多分ちぃー君の寝顔が
あまりにも穏やかだからだ。
そうに決まっている。
ベシっとちぃー君の顔面を叩く。
この無防備天然さんめ!!
「痛てぇ・・・・・・・」
機嫌悪そうにちぃー君が半目で睨んできた。
そのお怒りのご様子は大王君臨しちゃった感じだ。
「ち、ちぃー君が寝てるからだ。」
ムスっとしながらちぃー君は腕を組んでいた
のを解いてムクッと起き上がる。
「委員の仕事終わったのか?」
よくよく考えて見るとちぃー君はいつも
そこで眠るのが好きだよね。
「うん、みんなは居ないの?」
今日は随分居なくて静かです。
「・・・・さぁ?」
ちょっと、置いてきぼり!?
みんな、ちぃー君があまりにも寝るから
置いて居ちゃったのかね!!