Hurly-Burly3 【完】
前にカッコイイよねと言っている他校生を
見たことあるけどね。
「それで真意を確かめるべく俺たちが出動
したわけだ。」
ユウヤのドヤ顔に邪魔したんじゃないだろうな
と思いながら話を聞いた。
「いや、俺たちはたい焼きを買う使命があった
んだけどな、よっちゃんが女子に連行されるのを
たまたま見ちまったんだよ。」
「3人でたい焼き!?」
そこにまずビックリしたよね。
イマイチしっくりこない図だ。
「それで、何かいい雰囲気だったから
これはよっちゃんに春が来たんじゃねぇかって思ってだな。」
「スルーしたよね?」
あたしの言葉を完璧に無視してくれてどうもありがとう。
「でも、憶測だけで判断するのはどうかと思うわ。
物的証拠が出てこないことには決定打に欠けるのよ。」
よっちゃんに春が来たとしてその真相を握るのは
よっちゃんのみと言うわけで直接聞いてやろうと思う。
そんな時によっちゃんが戻ってきた。
これは聞くチャンスねと思った。
みんなニヤニヤしている。
「よっちゃん、彼女が出来たのか?」
そこであたしのド直球で質問したことに
不良メンバーズが総勢でズコーンとこけた。
「えっ、ヒヨリン頭打ったのか?」
し、失礼な!!
人が真相を求めて聞いてやってるというのに、
あたしの脳を心配するとは・・良いヤツだ。
「頭は打ってない。」
「何だよ、ビックリさせるなよな。」
よっちゃんは床に腰を下ろしてもっくん
の隣に座った。
「よっちゃん、ところで真相は!?」
ドキドキしながらよっちゃんをガン見。
「ヒヨリン、何勘違いしてんだ?」
えっ!?
あたし別に勘違いしてない。
むしろ、巻き込まれ事故だ。