Hurly-Burly3 【完】
先生は奇跡の人かもしれない。
心理カウンセラーの人に相談なんてしたことはな
かったけど、先生は聞き上手で始終相槌を打って
くれたおかげで吐き出せたダークネスを浄化して
くれたようだった。
「スッキリしました!!」
「日和ちゃん、幸福が来るとポジティブに
考えればきっと良いことあるわ。」
先生と仲良くなれたと思う。
先生も1日災難が続いた日があったんだとか。
その話を聞くと先生はその日彼氏が急に
別れを告げてきたらしくヒールで彼氏を
追いかけるもヒールが折れたとか。
それで転んで散々だったわと言っていた。
「そんな時に、手を差し伸べてくれた人が居てね。
その人、何も聞かずにヨシヨシ頭を撫でてくれたの。
だから、何か見知らぬ人なのに泣いちゃったわ。」
それが今の彼氏なんだけどねという先生はチャーミング
に笑って秘密ねと言った。
「先生はとっても素敵ですからその人も先生に
一目惚れをしてしまったのではないですか?」
「ふふっ、そうだといいんだけどね。
ちょっと、変わった人だから。」
綺麗に笑う先生は同性から見ても魅力に
溢れた綺麗な先生だと思った。
「少しネガティブになり過ぎてました。
もう少し希望を持って生きて見ます。」
「そうね、・・頑張ってみて。」
先生に話を聞いて貰っただけで結構気分が
優れて来たわ。
調子には乗れないけどチャージルエネルギー補給。
氷点下の世界を脱出したあたしのハート。
そういえば、いつもはもっとポジティブに
何かいいことがあるといいなと思いながら
生活していたのにあたしったら自分を見失い
かけていたわ。
きっと、今日はこの後に良いことが舞い降りて
来るのよ!!
よしっ、良いことよ転がって来い。