Hurly-Burly3 【完】
いつもの部屋に行くとサユの機嫌を取ろうと
必死の不良メンバーズが待ってましたと言わん
ばかりにあたしにサユを押し付けてきた。
「日和、どうだったの?」
「見事な生還を果たしてきました。」
そう言って、Vサインをするあたしに
サユは良かったと言いながら頭を撫でてくれた。
ソファーの方に行くとナル君がぎゅうっと
抱きついてきたのでひっくり返りそうになった。
「日和ちゃん、何か飲みたいものある?」
「馨君の淹れてくれるハーブティー!!」
今日は馨君のハーブティーがいいと言う
あたしに馨君は美味しいハーブティーを
淹れてくれた。
「何か、少し元気出たみたいだな。」
「美人カウンセラー先生すごいよ!!
みんなも心にダークネスの兆候が
現れたら先生のところに行くといい。」
「へぇ~、それはちょっと見たいね」
伊織君は食いつくと思ったよ。
「残念ながら彼氏が居るそうだよ。」
「何だよ、つまんねぇ~じゃねーか。」
伊織君あからさまに残念そうにした。
「伊織君は一体何歳までイケる口なの?」
「年齢は大して気にしない~」
伊織君はおばあさんでもいいのだろうか?
考えただけでも悍ましいので顔が青ざめた。
「はい、日和ちゃん。」
さすが、紳士な馨君。
今日のハーブティーはレモングラス。
丁度、気分転換になりそうだった。
馨君はナイスセレクションだ。
「やっぱり馨君とナル君あたしの嫁に来ないかね?」
「ブッ」
「ヒヨリン・・・・」
馨君がハーブティーを零すとはあたしの言葉
恐るべし威力!!
「お前やっぱり脳の当たり所悪かったんだろ?
外科に行って手術して貰えよ。」
慶詩に真面目にそう言われると本当に外科に
行った方がいいのかしらと思った。