大好きだから(短)
朝、学校でいきなり真紀に話しかける。
『真紀、話しがあるんだけどさ……。』
そういうと、真紀は黙って頷いた。
そして、二人で屋上に上がった。
『あのね、真紀。』
「うん。」
『先輩の事、諦めた!』
「えぇ?!」
真紀は目を丸くして勢いよく私の手を握り、ブンブンと振りながら言った。
「どうして?!瑞紀は坂城先輩が好きなんでしょ?私に気を使わなくてもいいから?!」
『ううん、いいの。元々中途半端だったし、会うこと少なかったし、好きでも、真紀よりは少なかったかも。』
真紀はうつ向いて私の話しを聞いていた。
『だからね、手紙書いて来たの。別れよって。』
「うん。」
『先輩も真紀の事好きだし、愛されてるよ!』
「うん。」
私が話す度に真紀は小さく返事をする。
『それとね……、』