言葉にすれば
―彩実―

「じゃあな・・・。」

彼はそう言うと、振り返らずに歩き出す。


本当は、引き留めたかった。




でも、できなかった。







あたしはどうすれば良かった?





彼どうすれば、彼の気持ちを繋ぎ止めておけた?






仕方ないと分かってるけど・・・






もう少しだけ。

あなたを忘れられるまで、あなたを好きでいさせてください。








さようなら、嶋田くん・・・。
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