君のとなりで恋愛中



それを唯に話すと、新しいオモチャを与えられたガキみてぇに目を輝かせて、興味津々といったように聞いている。



ほんっといい性格してるよな、お前。



「そんな子がいんの?へー…」

「その締りのない顔をなんとかしやがれ」

「超面白いじゃん、今度探しみよーっと」

「やめとけバカ」



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なんて馬鹿なことだけ喋るだけ喋っといて、さっさと仕事に行きやがった俺の幼馴染。



俺のこの状況を笑うだけ笑っといて置いてきぼりとか、なんて酷いやつだ。



今度あいつの飲み物に下剤を入れといてやろう。



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