君のとなりで恋愛中



気づくと、バスケ部とバド部のやつらはいつの間にか帰っていた。



さっきで活気があった体育館はシンと静まりかえっている。



やっと静かになった。



別に帰ってもすることねぇし、下手に動くよりここにいた方が安全な気がするので、俺はもうしばらくここにいることにする。



「つっても、ここにいても暇なんだよなぁ…」



ケータイの充電残量も少なくなってきたし、どうすっかな…。




~~~!!

~~~!!



ボーっとしてたとこに鳴り響いたバイブ音。



棗クンか事務所関係か…?



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