愛しの黒ライオン
黙ったまま軽くため息を吐き獅子さんに合わせていた視線を自販機の下に戻した。
「何無視してるんだ?」
別に無視しているわけじゃない言葉が見つからないだけ。
「ちょっと獅子さんが聞いてるでしょ?」
「見れば、分かるじゃないですか?」
イラっとした。沙耶さんに言われると無性に腹が立つのは、きっと妬きもちだって思う。
そんな気持ちをコントロール出来ないのは自分に自信が無いのと獅子さんが
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