君と見てた空






 声のした方、





 県立高校の校門の前に






 真っ赤な薔薇が転がっていた。







 一輪ではなく





 何十もの夥(オビタダ)しい数の





 真っ赤な血の海のような薔薇。






 その上に




 倒れこんでいたのは




 見慣れた制服。







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