《続編》ボクは誰?

新しい出会い

戸籍の変更が完了してから、

もう半年が過ぎた。

ボクは居酒屋でバイトをしていた。


「おい、勇気。このきんぴらを突き出しにして。」


「はい。」


キッチンから受け取った、

大量のきんぴらごぼうを持って、

ボクは突き出し用の容器を並べた、

テーブルの方へ移動した。

少しずつ器の中に、

きんぴらを入れていく。





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