日々
――――――
――――…
「なぁ聞いてくれよ!
今の友達に天然とか
言われるんだけど、酷くね!?」
「おまっ、ははっ、今更かよっ!!」
「今更って!?え!?」
「昔から変わらねぇな、雅紀」
「失礼だな、おい…!!」
「まぁまぁ。落ち着けよ(笑)」
「お前は笑いすぎ」
久しぶりに会ったけど、離れていた時間を
感じさせないほど2人で笑い合って、
「あ、懐かしい奴がいた」
そんなとき、ふと、
大輝が立ち止まって屋台を覗き込んだ。
「へぇ〜、俺の知ってる奴?」
「同学年だから知ってるはず」
「名前は?」
「………何だっけ」
「お前なぁ…」