隣の席の俺様ヤンキー【完】

「なんかさぁ、白鳥と宮崎、アイツらなんか匂うんだよ」


保健室を出ると、アキラは腕を組んで深刻そうに言った。


「匂うってなんだよ」


「俺さ、保健室に向かう途中白鳥と宮崎が揃って歩いてるところ見たんだよ。屋上の方に向かって歩いて行った」


「だから、それがなんだっていうんだよ」


白鳥と宮崎が一緒に歩いているのがなんだって言うんだよ。


あいつらが日曜日にデートしていようが、今一緒にいようがどうだっていい。


俺には全く関係のないことだ。


煮え切らない言い方のアキラにイライラしながら聞き返す。
< 302 / 384 >

この作品をシェア

pagetop