ガラスダマ


好きじゃなきゃ一緒にいない…か。

あいつはどんな気持ちであたしを育ててきたかな。

きっと仕方なく。


おばさんはあいつと別れて正解だったと思うよ。


珠があたしみたいに生きてこなくて本当に良かった。


「瑠衣ちゃん」


「ん?」


「好きだよ!」


初日の自己紹介みたいな大声で珠は叫んだ。

あたしを好きだと言った二人目。


きっと珠はおばさんから全部聞いたんだろう。


< 100 / 189 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop