ガラスダマ


低い声にあたしも珠も肩をビクリと動かした。

すぐ後ろにお父さん。


「……お前も男を連れ込むようになったのか」


はぁ?

どうしてそんな事しか言えないのよ。


「一緒にしないで!」


一瞬でイライラした気持ちが生まれる。


「……どうでもいいが、この部屋には入るな」


電気が消され、あたしと珠を廊下に追いやる。


ドアが閉められると、静かになった廊下に三人。


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