ガラスダマ


「…三角関係?」


コソコソ話す声があたし達の耳にも届く。

三角関係なんて言われても…

こんな三角関係なんて冗談じゃない。


「まぁ、いいんじゃない」


ちょうどチャイムが鳴り、他人事のようにそう言って席に着く高橋。

あたしも隣の席に座った。

席替えが何度かあり、今は珠とは離れて高橋と近くなった。


さっそく後ろの席の男の子から冷やかしの声。


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