ガラスダマ
「どれでもいいです」
音量の大きな音楽と、キラキラした店員。
こんな所にいるとソワソワして気分も悪くなる。
服選びに夢中になるおばさんを残して、ショップの外にあるイスに腰掛けた。
自分の服を選んだらいいのにあたしの物ばかり。
なのにあんなに楽しいそうにするから不思議。
出てきたおばさんの手には紙袋が握られていて、満足げに出てきた。
「瑠衣ちゃんが好きな食べ物って何?」
「…何だろう。でもおばさんが作る料理は全部おいしいよ」
「まぁ!」