マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
「そっか?普通じゃね?」


「普通じゃないよ!だって私の中での十六夜君って、大人しいけどいい人で、こんなイジワルってイメージじゃなかったもの!!」


「だってこれがオレの“素”だもんよ」


「っ!?」


石みたいに固まる幹居に、ニッコリ微笑む。


「こっちが本当のオレなの。本当の自分出したらクラスメイトと接する機会が増えて、メガネ無しの顔見られる危険性も高まるから、地味めの性格演じて来たんだ」


「なっ……隠してたのは本来の“素顔”だけじゃなくって“性格”もだったって事!?」


コックリと1度だけ頷いた。
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