マイルド・ガールとワイルド・ボーイ3
口元を軽く上げ、楓に感謝の言葉を告げた。


「っ//////」


「アレ…?楓顔真っ赤だよ?大丈夫?」


いきなり赤面した楓を気遣うも、「平気だから」としか答えてくれない。


少し気になったけど、楓が平気だって言うなら……大丈夫だよね?


「いらっしゃいませーーー♪2名様でよろしかったですか?」


さっきまでの心配事が無くなった私は、今度は絶好調!!


「コーヒー1つに、オレンジジュース2つ下さい」


「かしこまりました」


テキパキと接客が出来て、とても清々しい気分になれた。


「お待たせ致しました」
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