Who am l?
顔を真っ赤に染めあげ、誰かと話している訳でもないのに顔をブンブンと振る私は、きっと窓のカーテンを閉めなければ、アホな人だと思われただろう。
―――なに緊張してるんだ!風香!!
第一、神崎は寝ているんだし!
私と神崎は変な関係じゃないし!
私は心の中でそう叫びながら、うっかり口に出してしまいそうになるのをこらえた。
私は深呼吸を数回して、高鳴った鼓動をおさめる。
顔が冷めたのを確認して、目の前の神崎を見た。
神崎の顔の色は、変わらず真っ赤のままだ。