恋路
「亮、本当モテるからなぁー」

「え゛っ?!」


もぅ、あっちゃんが真顔で言うから変な声出ちゃったじゃん!




……やっぱりモテるんだ。



高嶺の花だよねー…。



「でも、純子ならいけそーかも!」



ちょっとちょっとちょっと!


あなた勘違いしてますよ!

純ちゃんもピンチだって!

里中くんもさ!


純ちゃんと一緒にそんなに笑わないでよ…。



なんかモヤモヤ。
純ちゃんが羨ましいよ。



楽しい時間の中で一人、不安が行き交う。


純ちゃんが好きなのは、あっちゃんじゃなかったの?
この間、私と里中君がお似合いって言ってくれたじゃん。あっちゃんと一緒に居ればいいじゃん!




私、里中君が好きか分からない。嫌いじゃないよ?



でも、里中君が誰かと一緒に笑ってるのを、見てるのが辛いよ。



私……。
好き…なのかな。







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