幼なじみ
僕がまた、空を見ていると瑠璃がゆっくりとした口調で話しだした。

「だから、和也が幼なじみでよかったってそう思うんだ。」

『何だよ急に。』

「和也が私にたくさんの思い出を作ってくれるから。それに………。」

ドーンドーン

瑠璃の最後の方の言葉は花火の音で掻き消された。

『おーい、最後の方なんて言った?』

僕は、空を見ている瑠璃に聞いた。
< 103 / 192 >

この作品をシェア

pagetop