† of Ogre~鬼の心理
じゃしゃーんっ!
と、コンクリートとの挨拶で派手な音を炸裂させた鈴の音が――
(で、でかっ……!?)
鎌鼬が大量発生したように、殺意でできた不可視の刃を振り散らしながら肉薄してくる。
まるでスズメバチの巣みたいな模様が乱舞しながら、壁になって押し迫ってくる感じ。
広がりながら高さを増し、幅を増し、勢力を拡大していく様はもはや吹雪。
気色の悪い清浄さが、殺気と相俟って大津波になっていた。
びしびしと悲鳴をあげ、トンネルの壁が一気呵成の勢いで崩落していく。
胃と膝に響いてくるこの破壊が、巫女の所業だって? 冗談じゃない。
「これはあんまりだ!」
《なんだアル、どうした!?》
「やり方が冗談にならない! っていうか化け物だよ!?」
《なに言ってんだ、化け物はむしろお前だろが》
わざわざ答えてあげたのに、仁、君は冷たすぎる。しかも茶化すなんて。
と、コンクリートとの挨拶で派手な音を炸裂させた鈴の音が――
(で、でかっ……!?)
鎌鼬が大量発生したように、殺意でできた不可視の刃を振り散らしながら肉薄してくる。
まるでスズメバチの巣みたいな模様が乱舞しながら、壁になって押し迫ってくる感じ。
広がりながら高さを増し、幅を増し、勢力を拡大していく様はもはや吹雪。
気色の悪い清浄さが、殺気と相俟って大津波になっていた。
びしびしと悲鳴をあげ、トンネルの壁が一気呵成の勢いで崩落していく。
胃と膝に響いてくるこの破壊が、巫女の所業だって? 冗談じゃない。
「これはあんまりだ!」
《なんだアル、どうした!?》
「やり方が冗談にならない! っていうか化け物だよ!?」
《なに言ってんだ、化け物はむしろお前だろが》
わざわざ答えてあげたのに、仁、君は冷たすぎる。しかも茶化すなんて。