traitor


再び部屋に3人が残った。


「空、陸、
 お前たちも荷造りをしておきなさい」


静かな口調でそう言った。


「「はい」」


「いい子だ。
 じゃあ、おやすみ」


少し白髪まじりの天皇は
目を細く、笑みを浮かべると
2人を部屋から出した。


部屋から出された2人は

ガチャン

部屋の鍵が内側から掛けられる音と共に顔を見合わせ

ニヤリ、と口角を上げた。


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