あの時の約束
「チャンスだよ!」
「えーでも」
「メールで送るのよ」
「早く」
「寝てるよ」
「男子なら夜更かし大好きだよ!」
「佳龍は違うと思う」
「なんでなんで」
「あんまり寝てないの」
「何回かアクビしてたから、聞いたの。そしたら半分位寝てないて」
「そっか。そうだたんだ」
「じゃ朝一で誘いなよ」
「うん」



「あ、皆寝た。行こ」


「佳龍待った?」
「俺も今来た所だよ」
「そうなんだ」
「真衣流れ星だよ」
「あ、本当だ」
佳龍(真衣)と一生一緒にいられますように。佳龍(真衣)と一生一緒にいられますように。佳龍(真衣)と一生一緒にいられますように。
『三回言えた』
「なんてお願いしたの?」
「内緒」
「真衣教えろ」
流れ星。「佳龍の夢が叶いますように。佳龍の夢が叶いますように。佳龍の夢が叶いますように」
「俺は…真衣の夢が叶いますように。真衣の夢が叶いますように。真衣の夢が叶いますように」
「一緒だね」
「うん」
「佳龍写真撮ろう」

空を見て言った。
「ハイ、チーズ」
カシャッ
「撮れた」写真を見せた。
「あ、流れ星も撮れてる」
ちょっと笑いながら「奇跡だね」と言った。
「そうだね」
「佳龍!中学時代の友達見せて良い?」
「良いよ」
真衣はメール送った。
<こんな遅くにメールしてごめんね!綺麗な流れ星撮れたよ>
<綺麗。でも鄰に居るのて彼氏?>
<違うよ。友達だよ>
<そうなんだ!お似合いカップルに見えるよ>
<えっー>
「あのさぁ…」
「何?」
「明日の自由行動の時一緒にてか二人きりで…」
「一緒にお土産買いに行こて事?」
「そんな感じ」
「別に良いよ。私も誘おと思ってたの」
「そんなだ」
「もうそろそろ寝ないと」
「そうだね」
「じゃあ又明日」
「うん」
「あ、先撮った写真送って来て」
「判った。後で送るね!」


<先の写真だよ>
<ありがとう真衣>
<じゃあそろそろ寝るね>
<そうだね!>
<明日楽しみにしてるよ!佳龍、お休み>
<俺も楽しみにしてるよ!真衣、お休み>
真衣は寝た。


次の日
「佳龍よく寝れた?」
「うん」
「良かった」
「真衣はよく寝れた?」
「私もよく寝れたよ」
「良かった」
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