あの時の約束
だけだからね」
「やったー」
「内容一、主人公は女子高校生の一年生。二、好きな人とは先輩。三、主人公は未来を予知出来る。それぐらいかな〜」
「えっ未来を予知出来るの?」
「うん。良い事ならそのまん前やけど悪い事は変えるの未来を」
「スゴい〜早く読みたい」
「お楽しみに」



私は役になりきって話を考えるのが好き。
そして小説にするのが好き。
恋愛系を書くと主人公は私みたいな性格になる。
驚きだよね。
「ごちそうさま」
「うん」
「自分の部屋で小説か書くね」
「わかっあー。夜更かしはだめよ」
「ハイ」


パソコンを打つ音が響いて居る。方耳にはイヤホーン。音楽を聞きながら小説を書いて居る。

コンコン
「入って」
「真衣紅茶作ったからここに置いとくよ」
「うん」
マジ真剣だー。そうだよね。だって大賞を狙って居る。
私も合格を目指して居るし。
たがら一緒。
「未空お姉ちゃんありがとう」呟いた。そして紅茶を飲んだ。
またパソコンの音が響いて居る。




パソコンの音だけが響いて居る。

ふっと時計を見た。
「あ、十二時だ。寝よう」

パソコンを閉じた。

布団に入って寝た。


「真衣〜お姉ちゃんもう寝るね」
ドアを開けた。もう寝てる。
電気を消して部屋を後にした。


朝日に照らされて私目を覚ました。
もう朝だ。
そういえばあの事件以来藍千の事から目を背けてた。
花束でもそなえに行こう。

「未空お姉ちゃんちょっと出掛けて着ます」
「行ってらっしゃい」




「久し振りに来た」
「吉沢さん久し振り〜♪」
「中山先輩」
「藍千に花を待って来たんだ」
「うん」
「早く成仏しなさいよ」
手を合わせた。
「毎年来るの…ここに。吉沢さんは?」
「私は初めて来ました」
「何て言うかあの事件以来目を背けてたから」
「そっかー」
「あ、そうだ。私住所変わったんです」
「えっマジ?」
「はい。東京に引っ越したの」
「メールで住所教えて」
「はい」
「じゃあまた会えなくなるのか。ちょっと残念」
「はい、私も残念です」
「あ、でもまた会えば良いんじゃん。暇の時に」
「そうですねぇ〜」
「絶対だよ〜また遊ぼうね〜」
「はいまた遊び
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