『武士ドルが斬る!?』〈前編〉
当然…いきさつを聞いた愛は―――――。
『えっーーーーー!?
マジなの‥?
それで今あなた‥。』
「うん…。
隣の家に‥例の彼と弟といる‥‥。」
驚いた愛はパニック状態のまま―――。
『えっーーーーーーーーーーーーーー!?
‥‥信じられない‥‥‥‥。
とにかく今から未茶を迎えにいってからそのお隣さんににいくわ‥!!!
3人ともうちで再度話しを聞かせてもらうわよ!
また‥近くにきたら連絡するから‥!
わかったわね!!」
状況を理解してくれた愛は、条件つきで快諾してくれた‥。
私はその事を諷馬と殿に告げ…それぞれ複雑な想いもあったが了承して、彼女の連絡を待つ間…殿のシャツを借りて身仕度を整えた‥。
そうこうしてる間に1時間後‥未茶を助手席に乗せたまま隣の家に車を寄せた愛と再会を果たし、彼女の車に乗り込みマンションへの道のりを目指す事になった…。
――しかしまさかこの再会が、この先の運命を左右するターニングポイントになろうとは――――。
この時…誰も予想などする余地もなかった……。