幼なじみをやめるまで
男だと意識させるその体が、昨日の千裕を思い出させる。


掴まれた手首の感触


のし掛かる千裕の重み


近づいてくる千裕の顔




昨日の記憶が甦る度に、ドクンドクンと心臓が跳ねる

と、同時にカァーっと体が熱くなる



「咲?どうした?顔赤いよ?」


フフンと笑いながら私の方へと手を伸ばす千裕

きっと、裸を見て照れてるんだと思ってるんだろう。



そんなに単純じゃないし、元はと言えば全部千裕のせいなんだ。


その余裕に腹が立つ




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