幼なじみをやめるまで
「別に赤くなんかないし?」


伸ばされた手を払い除けると、今度は千裕がムスッとした




「あっそ?俺はまた裸を見て、あらぬ想像でもしてるのかと思った」


「そんなの!するわけないでしょ!バカ千裕じゃあるまいし!」


売り言葉に買い言葉……のハズだったのに、急にマジな顔をする千裕




「な、何よ?図星でなにも言えなくなった?」


「うん?まぁ、外れではないかな?」

「ほら!やっぱり!いやらしぃ」


「そぉ?男子高校生の頭なんて、みんなそんなもんでしょ」



やけに素直に言うから、調子が狂う




「だけど、俺にとっては不純な妄想じゃないから」
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