幼なじみをやめるまで
「いいの。言ったでしょ。マネの手伝いも俺たち新人の仕事だって」




はい。聞きました。
でも、私はマネージャーじゃない。






「なんか、行き掛かり上手伝っちゃってるけど、私マネージャーじゃないから。断るつもりだし」



えっ?と驚いた顔をした直樹は、すぐにニッコリ笑って




「咲、それは無理だと思うよ。葉山さんに気に入られたんだから諦めないと」



「はっ?」




私を強引までにコキ使う葉山さんが、私を気に入ってるなんて、全く信じられない



「まぁ、俺もまだ入部して間もないけど、マネ希望の子は絶えないよ。でも、どの子も葉山さんに追い返されてるよ?

だから、葉山さんが仕事頼んだり、様子見てこいって言ったりするってことは、かなり気に入ってる証拠だよ?」
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