幼なじみをやめるまで
そうして話している間にも、ボールは次から次へとプレイヤーの手へと渡っていく。



ドンドンと鳴り響く床の音も、シュッとゴールネットに擦れる音も全てが私の気持ちをワクワクさせる。





「佐田さん、どお?やる気になってくれた?」




残り3分のコールをし終わった葉山さんが突然聞いてきた。

目の前では今にも楢崎部長が3ポイントを決めそうな時






「このチーム、絶対いいチームになると思うの。だから、その手助けするのも先週にはない経験ができると思うのよ」








綺麗なループシュートを放った楢崎部長が床に足を着地させるのと同時にシュッというネットの音がした。



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