幼なじみをやめるまで
パンパンと、皺を伸ばしながら篭へ洗い終わったものを入れてると、ヌッと横から手が延びてきて、洗濯機に手が突っ込まれる。




「手伝う」




愛想のかけらもない千裕の横顔。




「あ、ありがとう」



「二人でやった方が早く終わるだろ?しかもココの物干し咲にはちょっと高いし」





確かに、ここの物干し竿が普通より高くて干しずらかった。





「いやぁ。こんなところでも身長の壁にぶち当たるとはねアハハッハ」




重苦しい空気を一掃したくて冗談交じりに言ってみる。





「………」





無反応。
空笑いだけが虚しく響き渡る。
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