幼なじみをやめるまで
大方干し終わった時。


と言っても、千裕が干してて私は千裕に手渡してるだけなんだけど。




「咲、さっきは言いすぎた。ごめん」





私には背を向けて物干しに洗濯ものを掛けながら千裕がポツリと小さな声で呟いた。




「千裕……私もごめんなさい。もっと気をつけなくちゃいけないんだよね」




「うーん。それで咲らしくなくなるのは嫌なんだけどね」





振り向いてポンと頭を小突く。







「私らしい?」




「そ。咲はさ、人見知りなくせに慣れると、男も女も関係なく楽しくやれるじゃん。そういうのって才能に近いって思ってんだよ俺は。

だから、そういうのそのままにしてやりたいって言うか……。まぁ、昨日みたいなことあると、守ってもやれてないけど」




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