幼なじみをやめるまで
腕を引き前を歩く千裕の顔が見えなくて、表情から様子を伺うことができない。


「咲、潤に会うの怖い?」






改札を抜けたところでやっと手を離してもらえた

振り替える千裕の顔は、すごく困ったような表情




「俺さ、できれば会って欲しい。会って『どうってことない』くらいの事言って欲しい」



「千裕………」




なんて答えたらいいんだろう。
潤に会うのが怖いとか、怖くないじゃない。



だって潤は潤だから。

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