幼なじみをやめるまで
「目立ってたかは分からないけど、女子が『誰だれ?』って話しはしてたかな?」



直樹は、興味がないといったように窓の外を眺めている。




「千裕は、彼氏なんかじゃないよ。幼馴染だよ」



『幼馴染』というワードを聞いた途端、加奈子の目がパチっと見開かれた。




「えー!幼馴染なんだ!偶然だね。ウチらも幼馴染なんだよ!ね?直樹」

「加奈子、声大きい。そんなに珍しくもないんじゃない?幼馴染って」
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