君と、世界の果てで
「……TAKUのお嫁さん、あたしと同じ病気だったのかな」
「さあ、詳しくははわからないけど、移植したのは一緒らしいな」
無事にリハを終え、真夜中に帰宅。
本当はもう少し早く帰れるはずだったのに、深音がMiracleのサインをもらうと言ってきかず、出待ちをしていたら遅くなってしまったのだ。
私服のMiracleのメンバーは驚きながらも、快く深音の願いを聞き届けてくれた。
上機嫌になると一緒に風呂に入りたがるくせは、昔と変わらない。
俺たちはあの海辺の家の時より少し広くなったバスタブに、一緒に浸かっていた。
「……なんか、勝手に敵視して悪かったな……」
「お、珍しく反省か?」
「珍しく、は余計!」
ぱしゃ、と湯をかけられ、一瞬視界が奪われた。