君と、世界の果てで


君が生きてさえいれば、それでいい。


他のものは、何もいらない。



自信家のようでいて、実は周りの評価を誰よりも気にしている君も。


いつか歌えなくなる日に怯える君も。


家事が大嫌いで、未だに味噌汁ひとつまともに作れない君も。


わがままで、子育てなんか絶対にできないであろう君も。





俺は、愛してる。




いつか、君の気が向いたら。


真っ白なウェディングドレスでライブをやろう。



同じことを思ったのか、君は



「いつか、臨月のおっきいお腹でライブやったら、パンクかなぁ」



と、涙をためて、笑った。






神様。


いつかはあなたを恨んだ日もあったけど。


俺たちは今確かに、幸せです────。








【END】

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