あなたに捧げるストーカーの歌

爽やかな風。

あぁ、ここの場所は私のためだけにあると言っても過言では無いくらい、
気持ち良く作られたんだ…
しかもそんな場所に席替えの40分の1の確率で当たるなんてこの幸せ者っ!!!!
《コツンっ☆》

自分で自分の頭を小突くやつがどこにいる????

そんな奴はただのバカだ。
私はそんなに無駄で、少女漫画の街角から飛び出して来た男の子とぶつかって、

「あっ!!私ったらまたやっちゃった!!

私ったらトーストが焼けても焦げてもぴょんと出てこない必要性が無い捨てられたトースター並みにバカね!!テヘッ☆《コツンっ》」

並みではない。決して。断じて。


私は憎たらしくそこに椅子があるからと腰を置いた。


 
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