幸せの選択
「えっ?」と小さく息を吐いてから、腰をかがめて車内を覗き込む

美人とは、彼女のような人を形容するものなのだ


クルンと飴玉のように大きい瞳は、たっぷりと水を含んでいて、キラキラと輝いている。

まるでビー玉のようなその瞳が更に大きく見開かれる。



「あら…」

「は、はじめまして」

「こんばんは。要、随分とかわいい子連れてるんじゃない?」


私に挨拶をしたその女性は、すぐに顔をあげた


「部下だよ」
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