幸せの選択
「………えっ?」

今の会話の流れで、そんな質問されるのかと驚く私を他所に、岡田はもう一度ゆっくりと繰り返す


「だから、なんで不倫なんてしたの?あんた、あんな仕事できるのに。頭は悪くなさそうじゃん?」




さっきまでの彼へのイメージがガラガラと崩れる音まで聞こえそうだ。


「あの、岡田さんでしたよね?初対面のあなたに、突然そんなこと聞かれるなんて不愉快です」

あからさまにムスッとする私を全く無視して

「事実なんだ?ちょっと、がっかり」

そう言ってジョッキに残るビールを飲み干した。


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