幸せの選択
突然止まり、顔だけ振向く課長


「ここ、俺の知り合いの家なんだ」



「えっ?知り合いって突然来ちゃマズイじゃないですか!

しかも私知らない方ですし…他の店行きましょう。」



突然のコトで焦る私は、思わず課長の腕を引きまだ止まっているタクシーを再び止めようと手を挙げる



「三島、何か勘違いしてる」

「え?勘違い…」

「ああ、知合いの家だけど、ここは飲み屋だよ」


ケタケタと笑いながら腕を掴んだ私の手にそっと反対の手を乗せて、やんわりと制止する。
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