幸せの選択
しかも、そんなくだらない事で長谷さんたちに嘘をつかなくてはいけなかったということが一番悔しい



まぁ、それについては晃樹だけのせいじゃないんだけど





「もぉ!いい加減にしてよ!

そんな事で大事な顔合わせに遅れちゃうんだよ?今日がどんなに大事な日だってことは晃樹だって分かるでしょ?」



「千秋……」




口を開けたまま驚く晃樹。





「晃樹が心配してくれるのは嬉しいけど、さっきみたいなのは困る。私はそんなにモテないし……第一、自分の身は自分で守れるから!」



ちょっと言い過ぎかな?と途中思ったけど、でも私の怒りはこのくらい言わないと治まりそうになかった。




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