幸せの選択
なのに、それを素直に認めることもできない。


いつからか、変なプライドに邪魔されて『素直になる』という簡単なことができなくなっていた。




無意識にギューっと握られた拳にそっと手が添えられた




「三島、今夜は楽しく飲もうって言っただろ?お前も早く飲んで、その体中に固まってる無駄な力を抜いたら?」



握られた拳をゆっくりと解くようにしてから、滴が流れるグラスを握らせた。
< 69 / 760 >

この作品をシェア

pagetop