黒姫
第7章

「……瑞姫」
「ごめんなさい本当にごめんなさい」


家に帰ったら魔王が降臨していた。



「本当に大丈夫だってば」
「……瑞姫?」
「ごめんなさい少し同じクラスの女子に殴られました」
「少し?」
「……30分に渡り10人前後の女子に殴る蹴るの暴行を受けましたごめんなさい怒らないで」



瑞姫が自分の部屋に入ると同時に始まった、透の説教。
説教というよりは尋問か。
家に2人しかいないせいか、結構な大声を(主に瑞姫が)出しているが、お互いに気にしていない。

というより、瑞姫は透の後ろに魔王だか鬼だかが見える気がして、なりふり構う暇が無いだけなのだが。

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