恋桜
龍太、なんでここに?
私を助けに来てくれたの?
『龍太?』
「お前は…お前はバカか!一人で相手しにいくんじゃねぇよ!俺らがどんだけ心配したことか…」
心配…して、来てくれたんだ…
『ごめん。ありがとう…』
「分かればいいんだよ。」
龍太は頭を撫でてくれた。
やっぱり私は龍太にだけは頭があがらないなぁ。
龍太は、龍王の総長で私の彼氏。
とっても強いんだ。
「っておい!足も腕も撃たれてるじゃねーか!早く手当てしに倉庫へ帰っぞ!」
『うん』
私の家は離婚していて、私は父に育てられた。
が、その父も仕事で家には帰ってこない。
実質私の一人暮らし状態。
だから私は今、龍王のたまり場である倉庫に止まってる。
倉庫には私と龍太、そして・・―――――――
ヒョイッ
龍太が私を持ち上げる。
ちなみにお姫様抱っこ
もう慣れたけど。
「着いたぞ。足痛むか?」
『ううん。大丈夫。』