詩集
【さよなら平穏】

目を向けたのは次なるステージ
まだライトすら付いてない
キャパも相場も何も知らない未知の世界

それでも足を踏み入れると決めたのは
決して逃げられない事だから
怖いなら、進むべき。そう本能が言ったのだ

心臓がどくどく鳴る
もうあとには戻れない

安全な道を示唆してくれた人の言葉は
頭の中から閉め出して、私は修羅へ進む

その先がどうなるかは、私次第
溢れたミルクティを喉に流して
私は夜道を駆け抜けた
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